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素直な想い。まっすぐな言葉。いつもどんなときも。ぼくはぼくらしく。
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◆上巻
名探偵浅見光彦、
百番目の事件は、手ごわすぎる。
惨劇の舞台は長崎の海に浮かぶ廃墟の島・軍艦島。
殺された友人の無念を胸に、
浅見はひとり「巨悪」に闘いを挑む!
浅見が五島列島で知り合った親切な初老の元刑事。
娘夫婦との同居を前に、
彼は静岡の海岸で死体となって発見された。
清貧の元刑事のささやかな人生を、突然断ち切ったのは誰か。
怒れる浅見に突きつけられる、過去最大の難関。
百番目の事件に、大団円はあるのか!
◆下巻
弔いの島に甦る過去、
暗い波涛の先に見えてきたものは。
犯罪の陰にある人間ドラマを描き出す、
内田ミステリーの金字塔!
複雑の絡まる謎、重なる事件。
近代社会の負の記憶を探り、尋ね歩き、
心を沿わせる浅見の目に映った、悲しい真相とは。
真実の名のもとに罪をあばき、残る苦さ。
浅見光彦、新たなる旅へ……。